キシリトール大事件

2016年02月11日 22:38

一昨日は夫の誕生日でした。
残念ながら入院は継続中です。

先日、そんな夫の入院が
「 夫の入院どころじゃないけどっ! 」
となってしまう事件が勃発。大事件です。

タマネギ&チョコレートと同様、
個人的には、
それ以上に気をつけたいと思っていたキシリトール。

中毒症状の発症には個体差があるものの、
万が一摂取した場合の概要は以下のとおり。

20160210-30.jpg

細かい内容まで把握はしてませんでしたが、過去に
「 犬に良くないことで知られる
ミルクチョコレートの100倍もの毒性がある。 」
と表現されている記述を読んで
恐怖におののいた記憶はありました。

ジョジョの場合、
1.6gで入院、8gで胃洗浄に該当です。

そのキシリトールを
35g以上食べてしまった。


というお話。

自責と自戒の念をこめ
ここに書き残したいと思います。
こうして振り返れることに心から感謝しつつ。

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それは、やっと訪れた週末。
土曜日のことでした。
20160210-31.jpg

家につくのは16時半頃。ジョジョスの散歩に
行って、夕飯とお風呂、SOの就寝時間( 19:30 )まで
駆け足かなぁ~・・・

時間配分を考えつつ帰り支度をしていた時、
留守番をしていた母から電話が入ります。

『 ジョジョがSOのご褒美を食べてしまったの! 』

ご褒美。
それはSOの歯磨きのご褒美としてあげていた
キシリトールタブレットのことでした。

パニック気味の母の話を要約するとこんな感じ。

● 1時間ほど別室で過ごしていた
●( おそらく )ジョジョがキシリトールを食べた
● その後、大量に吐き、ぐったりしている。
● すぐに帰ってきてほしい。

混乱している母に、食べてしまった物すべて、
および嘔吐物すべての写真を送ってもらうようにお願いします。

あわせて、ジョジョの写真と様子、
スーの様子も知らせてもらうように伝えます。

20160210-1.jpg
送られてきた写真は
私の想像をはるかに超える量でした。

袋はすべて娘の食べかけでしたが、
少なくとも総量にして1袋半( 約35g 90粒)は
食べていると推測できました。

大量の嘔吐物の写真は割愛しますが、
後で数えたところ、
確認出来た限りでやはり90粒以上吐き出していました。
のちにおそらくこれが幸いしたのだと思います。

20160210-2.jpg
早ければ30分~60分で低血糖の症状が出るので、
とにかく時間がありません。

取り急ぎSOと電車に乗り込み、
入院中の夫に、
かかりつけ医に電話し、
指示を仰いでもらうように依頼します。

帰宅に1時間、
かかりつけ医まで車をかっ飛ばしても1時間。
連れてく余裕は無いはずです。

電車に乗りながら、以前犬友さん達に教えていただいた
近所の獣医リストを振り返り、連れて行く病院を絞り込みました。

かかりつけ医は遠い。
万が一の緊急時用にまとめといた獣医リストでした。

ここ3年近く、我が家にあったキシリトール。
それに興味を示すことはなく、
まして家族がいる時に物色してまでも
食べるような物ではありませんでした。

賢いジョジョは自分で食べないと判断した物は食べません。
その油断が間違いでした。

箱に入れ、棚の上に置いていましたが、
そこはジョジョが頑張れば届いてしまう場所。

その日、キシリトールの箱の頭上で
鹿のトライプを解凍していたのが、
引き金になったのではないかと思います。
20160210-10.jpg
おそらく匂いに触発されてしまったのでしょう。

いくつかの色んな不運が重なりました。

かかりつけ医から、
『 なるべく早く近場の病院に連れて行き、
胃洗浄と肝臓の薬を処方してもらうこと』をすすめられました。

腸に届かせないことが大事とのことで。

食べた物と嘔吐物をもって
幸い、中毒症状が出る前に
獣医に駆け込むことができました。

道中、初めての町の匂いに
クンクンを楽しむ余裕を見せていたジョジョですが、
『 そんなことしてる場合じゃないから! 』と鬼の形相で
引きずるようにして病院に連れ込みましたよ…

血液検査で低血糖がまだおこってないことを確認し、
レントゲンで胃の残留物をみてもらいました。
20160210-3.jpg

胃は小さくすぼみ、ほぼ空っぽ。
弱った状況で追い打ちをかけるように
全身麻酔で胃洗浄する必要はないと診断され、
少しホッとしました。

ただ、肝臓の数値はすでに標準値を大きく上回っていました。

『 かなりヤバイ量でしたよ。』

ひと段落してから告げられた一言。
本当に中毒症状が出なくて良かったです。

スーは食べてないと思ったものの、
念のため血液検査してもらいます。スーは白。

スーがプルプル震えながら血を抜かれてる間、
我関せずと涼しい顔して見ていたジョジョですが、
自分の番となると態度が豹変。

『 主犯のくせして、自分の番になった途端に今度は被害者面ですね!』
と先生に言われる有様です。

20160210-4.jpg
終わった途端に帰るコール連発。

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何やらしばし考え込むと、
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何かを察したかのように不機嫌モードに豹変。
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出口に向かって一歩、また一歩と後ろ歩きを始めます。

残念ながら、その嫌な予感は的中です。
ジョジョ君は入院して点滴してもらって、
一晩経過観察なので帰れません!

20160210-8.jpg
足元で静かに寝てるスーちゃんだけ帰れます。
お疲れ様。

その病院の院長先生は、
偶然にもジョジョの主治医と懇意にされてる方で、
非常に丁寧かつテキパキと処置をすすめてくださいました。

おかげで初めての病院でしたが
安心してジョジョをおまかせすることができました。

ジョジョの盗み喰いのために針をちっくんされ、
血を抜かれたスーちゃん。

もちろん、解凍したトライプとお肉は
すべてスーちゃんのものです。
20160210-9.jpg

帰宅後、ことの行き先をSOに話すと
20160210-13.jpg
がんばったご褒美のメダルをイソイソと作ってました。

スーちゃんは、何をさせれるのか・・と言わんばかりに
固まりながら授与されてました。
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スー的には迷惑だろうけど、これも娘のやさしさ。です。

さらに、スーちゃんだけでも寂しくないないように!
と沢山のオモチャをハウスの中に
ぶちこみお届けします。
20160210-17.jpg

最終的には
20160210-24.jpg
母の仕事を増やすだけな感じでしたが、
これも娘のやさしさ。です。

最近、歯磨き後のキシリトールを
食べなくなっていた娘ですが、
ジョジョの話を聞き終わると

『 SOちゃん、もうご褒美いらない。
ジョジョが食べたら大変だもん』
と優しい一言をいってくれました。

夫の病院から家に戻る電車の中でも
夫と母とのやりとりや、病院選びやらに追われる私の横で
ずっと静かにつきあってくれました。

その日は一緒にケンタッキーを買って帰るのを
朝からすごく楽しみにしてたのに、涙ぐみながら唇かみしめ
我慢してくれました。ありがとう。
↑後日、倍にして埋め合わせさせられたけど。

念のため、その夜はスーとSOと私、
ソファで皆で眠りにつきました。

キシリトールは摂取後12時間を経過すると
低血糖の症状が出る確率はかなり下がるとのことで、
一晩、無事に何ごともなく過ごしたジョジョは
翌日の夕方に退院することができました。

食欲の塊、ジョジョですが
入院中はご飯を一切食べないガラスのハート。

帰宅するなりご飯をせがみ
早々に眠りに落ちます。
20160210-20-1.jpg

その姿を見て、私達以上にホッとしていたのは母でした。

ジョジョがキシリトールを食べてしまったのは
私達、飼い主の落ち度であり、
留守をお願いしてた母のせいではありません。

危険なものは、私ですら背伸びじゃないと届かない場所。
が我が家のジョジョ対策なはずなのに。

責任を感じさせてしまい
母にも申し訳ないことをしてしまいました。

ジョジョの元気な姿を確認でき、ホッとしてみると
20160210-18.jpg
玄関の外に、蹴り飛ばしたままの私のスニーカー。

20160210-23.jpg
トランクに一晩中つけっぱなしだった車の鍵。
↑ご近所さんが教えてくれて発覚・・・

落ち着いてたと思ってた私ですが
大慌ての痕跡があちらこちらに残っていました。
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強肝剤を処方されるも、すっかりいつもどおりなジョジョ。

あらためて、サプリからお茶から、
口に入れる物はすべて160cm以上の棚の上に移動。
私ですら、踏み台を使って取り出します。

しかも、取り出したら踏み台を遠ざける念のいれよう。
もう、ここまでやらないと安心できません。

ジョジョ退院の日には、
大慌てで旦那様の誕生日プレゼントを買いに行き
20160210-19.jpg
無事、お祝いもできました。

7日入院、8日退院、9日夫の誕生日。
普段に輪をかけて怒涛の3日間でした。

コンビニでキシリトールを発見した時、
脊髄反射で舌打ちしてしまった私です。


とにかくジョジョが元気に戻ってきてくれて良かった。
自責と自戒の念をこめ
恥をしのんで書き記します。
このお話がわずかでもどなたかのお役にたてれば、と。

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夫の入院生活も少しゴールが見えてきました!
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コメント

  1. | |

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  2. ゆう | URL | 1xHTAqsU

    Re:キシリトール大事件

    なるほど!勉強なります‼︎
    咄嗟の判断が素晴らしいわ…
    だって焦るもん…
    お疲れ様‼︎

  3. kazoo | URL | -

    Re: 初めまして。

    ◼︎鍵コメさま

    あたたかいコメントありがとうございます。
    励みになります(*´∀`*)

    以前のように日々の細々した事を書く機会は減ってしまったのですが、
    大事なことは備忘録として残そう…と時に自分を鼓舞しながら書いてます(笑)
    6歳ということで、我が家と年も近いですね。
    年なりの色々ありますが
    とにかく、健康年齢をのばして、元気に楽しく過ごしてほしいなと思ってます。
    これからもよろしくお願いします!

  4. kazoo | URL | -

    Re: Re:キシリトール大事件

    ◼︎ゆうさま

    いやいや…
    焦ってないつもりでも焦ってるもんですよね(笑)
    中毒症状をおこすものをたべた時は、
    摂取量を把握することが大事だそうです。
    たまたま食べた量と嘔吐物を獣医さんに
    持って行けたのも幸いでした。急な何かの時のために
    余裕があるうちに準備する大切さを痛感した出来事でもありました。。。

  5. ボバピ | URL | -

    Re:キシリトール大事件

    最後には、ヘソ天のジョジョ君が見れて良かったー!!
    ドキドキしながら読んでしまいました。
    いくら冷静にって思ったって、パニくるよー(T_T)
    頑張ったよ、kazooさん!!
    そして、soちゃんも!メダルを送りたい!!
    スーちゃんもね♪
    あ、一番頑張ったのはジョジョ君かな!?
    被害者面してるジョジョ君の顔が想像できてしまいました。
    きっとボバンの顔に似ているだろうと(笑)

    キシリトール、すごく危険なんですね。
    我が家も気をつけねば。

  6. kazoo2008 | URL | -

    Re: Re:キシリトール大事件

    ■ボバピママさま

    被害者面はボバン君そっくりだと思いますよ(笑)
    キシリトール、人間のガムなんかも小さい子だと
    危ない量にすぐなっちゃうので本当に気をつけた方がいいみたいです。
    キシリトール入りの飴とかマフィンとか食べてなくなっちゃった子の話も聞きますので。
    今回は、なんとか早めの処置ができたので良かったですが
    2度とあんな思いはごめんです・・・(苦笑)

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