移植後 1年

2016年06月19日 11:09

父の日の1日前の昨日。
義父と義弟家族を招いて、父の日の食事会を開きました。

偶然にも、その日は
夫の造血幹細胞移植からちょうど1年という
節目の日でもありました。

完治と断言できる5年まで、あと4年。

まだ道半ばであり、これほどまでに
今の心境を語る言葉がないことはありませんが
ひとつの節目として、キーボードを打っては、指をとめ、
また打っては、打ちなおし、を繰り返しながら
この移植後1年について書いています。

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ご興味ない方はまた次回♪


既出のことではありますが、
夫のドナーは幸運にも義弟のKさんでした。

造血幹細胞移植には、

1、骨髄移植
2、末梢血幹細胞移植
3、臍帯血移植

の3種類があり、臍帯血をのぞき
ドナーから提供してもらうかたちになります。

造血幹細胞 ( 血液の赤ちゃん )は
骨髄の中にも、末梢血の中にも存在し、
治療の目的は一緒なれど、どちらから採取し移植するかで
微妙に異なる点がでてきます。

私達は、命に関わるその判断をKさんに託しました。

あの時、Kさんは私達以上に担当医に納得いくまで説明を聞いてくださり
夫は「末梢血幹細胞移植」をうけることとなりました。

安心できたことなど何ひとつなかったあの日々において
私達は一点の迷いも不安もなく、移植にのぞむことができました。
理屈ではない信頼ですよね。

父の日で、偶然にも家族が集まることとなった昨日。

義妹とメニューの相談をする中で、妹の方から
『 goさんの移植1年も祝いたい 』という
話題を出してくれました。

私も、同じことを相談しようと思っていたのですが
この日を覚えてくれていたことが本当にうれしかった。

当時、誰にも言えないような話も
義妹にさせてもらい、心の中の重たいものを
沢山吐かせてもらったものです。

家族って本当にありがたいです。

移植後 1年という日は、夫が順調に完治に向かって
歩みをすすめていることを祝う日でもあり、
支えてくれた人たちへの感謝の思いを、
再び抱かせてもらう日でもあります。

このブログを読みに来てくださる白血病患者の方、ないし
そのご家族の方はほとんどいらっしゃらないと思います。

ブログランキングなどでも
あえて「白血病」カテゴリには登録していません。
病状を細かく書くこともしていません。

毎日を病気に囚われたくないという気持ちからでもあります。

もう必要以上に病気に囚われることなく、とにかく今を楽しく!
それが今の我が家であります。

でも。
もし今、私達と同じように白血病と向き合う方々がいらっしゃっり、
このブログにたまたま迷いこんできてくださったなら、
お伝えしたいです。

『 確率など気にせずに、信じて歩いていきましょう 』と。

1%の確率でも、99%確率でも、
当人にとっては0か100か、どちらかでしかないわけです。

夫は、良い確率も、悪い確率も、ことごとく外れ続けてきました。
いつ、どんな時でもマイノリティな存在であり続ける、いかにも
夫らしいと感心したものです。

数か月後の職場復帰をめざし、
今、夫はリハビリに励む日々を過ごしています。

主なリハビリはSOちゃんの自転車送迎(笑)

必死で立ちこぎをし
汗だくになりながら、娘を送っていく坂道。

『 おはようございます♪ 』と
園ママに涼しい顔して挨拶されながら
ガンガン追い越されていくらしいです。

降園後は、暑い中、娘の園庭遊びに付き合う夫の姿は
ママたちの間では、もうすっかり有名な存在になりました。

去年1年、子どもの成長を見守ることが出来なかった夫にとって
そのすべてが楽しくてしょうがない模様です。

昨日の午前中は、幼稚園の「父親参観」でもありました。

保育参観の中では、各お父様方から、
一言ずつお話をする時間があったそうなのですが
あるママから言われました。

『 うちの夫が、ご主人の話が一番心に深く残ったって言ってました 』

マイペースな夫が何を言ったのか!?と
慌てて夫に確認したところ、降園後の園庭遊びを
ぜひお父様方も見ることをお勧めします。といった内容だったとか。

この3か月ほどの間に、
SOは雲梯が出来るようになりまりました。
4月の頃に比べ、新しいクラスでもお友達もでき、
仲良く遊ぶ、その微笑ましい姿を目にすることも増えました。

毎日、変わらないようでいて、
たった1時間の園庭遊びの中に、
子どもの成長を見てとることができるわけです。

病気で休業していなかったら、こんな機会を得ることは
ありませんでした。職場復帰したら、こういう光景を
目にすることもぐっと減ってしまうでしょう。

病気になって良かったとは全く思いませんが、
病気のおかげで、これまで意識することすらしなかったことが
いかにありがたいことなのか、ということを理屈ではなく
経験値として体に刻み込まれたことには感謝しています。

そして、今できることは、今楽しもう。
それが常に行動の原動力となりました。
この夏は色んなことにチャレンジする所存!

20160618.jpg

うまく言えないけど、とにかくおめでとう。
今の日々のすべてに感謝します。

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コメント

  1. チェリーまま | URL | -

    おめでとうございます。
    次の言葉がでませんが…ジーンときました。またお会いできますように(*^^*)。

  2. ライス | URL | -

    移植1年記念おめでとうございます。
    私のような臓器移植とは大きく異なるとは思うのですが、1年また1年と無事に時を重ねていくことのありがたさを、僕も実感しています。
    同じウイペットの飼い主として、同じレシピエントとして、お二人やジョジョスちゃんのことを気にしつつ、逆にこちらも元気をいただいています。

    仕事を休んでいたからこそわかることがある・・・本当にそう思います。
    体調の良い日悪い日あるかと思いますが、無理なさらず一歩一歩ゆっくりと進んでいきましょう。

  3. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  4. kazoo2008 | URL | -

    Re: 涙

    ■チェリーままさま

    ありがとうございます。去年、移植直前に大きなスイカを
    我が家に届けてくださった日を思い出します。
    あれから1年。また今年も一緒にお祭りをまわれたことに感謝です。
    また来年も一緒に山車をひきましょう!

  5. kazoo | URL | -

    Re: タイトルなし

    ■ライスさま

    ありがとうございます(*^_^*)無事に時を重ねていくことのありがたさ・・まさにそのとおりですよね。。。
    働けることは本当に素晴らしいことだと思います。でも、今、子どもの成長著しいこのタイミングで
    仕事を少し休んで娘の毎日を見ることができたのは、唯一、得たものではないかと思っています。
    仕事復帰までの間、家族そろって過ごした時間は、神様からのちょっとしたご褒美というか
    知り得なかった世界を過ごさせてもらいました。
    これから暑さがこたえる季節になります。ライスさまも色々おありかとお察しします。
    くれぐれもご自愛ください。

  6. kazoo2008 | URL | -

    Re: Re:移植後 1年

    ■鍵コメさま

    体調の変化なく、普段通りの日々とは何よりです!
    大変な日もあるかと思いますが、気負わず治療をすすめていってください。応援してます!
    そしてイベント。そんな会があるとは知りませんでした。
    残念ながら当日は子どもの予定がありまして行けないのですが、貴重な情報ありがとうございます(*^_^*)

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